出世のために働く日々に、違和感を覚えた
出世は、昔から「成功者の証」とされてきました。
だから私も、当然のようにその道を目指していました。
まじめでストイックな性格だった私は、会社に尽くし、結果を出そうと努力を続けていたのです。
しかし――ある日、ふと立ち止まったとき、胸の中に強い違和感が残っていることに気づきました。
出世する人の多くは、いわゆる“ヒラメ社員”。
上司の顔色をうかがい、無難な発言を心がけ、組織に従順に生きる。
その一方で、自分らしさや個性を押し殺し、ストレスを部下にぶつけるような人が評価されていく姿を見て、私はこう感じました。
「この先に、本当に幸せがあるのだろうか?」と。
自分の人生に舵を切るという決断
この疑問が、私にとっての転機でした。
私は会社との距離を少し取ることにしたのです。
全力で走ることをやめ、「自分のために働く」という視点を持つようになりました。
その結果、意識は「出世」から「自分の人生」へと向かい始めました。
そこで私が選んだのが、“サラリーマン投資家”という生き方でした。
つまり、本業で収入を得ながら、投資で「もうひとつの柱」を築く道です。
これは、会社だけに依存しないための現実的な第一歩でした。
出世より投資で「自由時間の収入源」をつくる
まず目標にしたのは、1,000万円の投資資産をつくること。
理由はシンプルです。これだけの元本があれば、年3〜4%の配当で月3万円ほどの不労所得が得られるからです。
これは、ちょうど課長クラスの役職手当と同じくらい。
しかし、ここでの重要な違いは、「責任も残業もなく、それでも収入が入る」ということです。
つまり、時間の自由を手に入れることができるのです。
もちろん、私は本業がある身。頻繁な売買はできません。
だからこそ、自然と投資スタイルは長期保有に落ち着いていきました。
出世より長期投資こそ、サラリーマンに合った戦略
私の投資スタイルは非常にシンプルです。
相場が大きく下がったときに、あらかじめ目をつけていた銘柄を淡々と指値で買う。
さらに下がったら、追加で買い増す。
つまり、逆張りで買い、長期でじっと保有するだけ。
ここで最も大切なのは、「買値にこだわる」こと。
焦らず、騒がず、割安なタイミングをじっと待つ姿勢が、資産形成には不可欠です。
この“逆張りの冷静さ”が身についた頃から、私の資産は着実に育ちはじめました。
見栄から距離を置いたら、お金が増えた
もう一つ、人生の中で大きく変えたのは他人の見栄との付き合い方です。
新築マイホーム、高級外車、ブランド品、子どもの過剰な教育。――それらは一見「成功の証」に見えるかもしれません。
しかし実際には、多くの人が人の目を気にしてお金を使っているだけ。
私も一時はそういった価値観に引っ張られかけましたが、投資を通じて考え方が大きく変わりました。
本当にお金を持っている人ほど、無駄な支出は避け、シンプルに暮らしている。
つまり、「自由のために、今を切り詰める」選択をしているのです。
私も30年かけて、節約と投資を地道に続け、4,000万円を投資資産として積み上げました。
その資産が時間をかけて増え、気づけば2億円を超えていました。
これは、運でもギャンブルでもありません。ただルールを守り、冷静でい続けた結果なのです。
出世よりも「自由」を選ぶ生き方
あなたも、もし今、会社の評価や人間関係に疲れているのなら――
少しだけ立ち止まり、「自分の人生」を考えてみてほしいのです。
出世はたしかに名誉があり、わかりやすい目標かもしれません。
しかし、その先に本当に自分の幸せがあるのかどうかは、一度立ち止まって考える価値があります。
私は「出世」を目指すことをやめ、「自由」を目指すことに決めました。
その転換が、人生を大きく変えたのです。
最後に
「自分のために働く」「自分のために増やす」
このシンプルな軸が、人生を驚くほど豊かにしてくれました。
出世というレールに違和感があるなら、勇気を持って別の道を探してみてください。
その一歩が、未来のあなたを自由にする道になります。応援しています。








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