「300万円を5年で1億円にしたい」という夢と、現実の話

300万円を5年で1億円にしたい 投資勉強会
300万円を5年で1億円にしたい

オープン勉強会で出会った“本気の質問”

昨日、地域で開催されたオープンな投資勉強会に参加しました。
さまざまな立場の投資家が集まる中、ある参加者の方がこんな目標を語ってくれました。

「300万円を5年で1億円にしたい」

その方はとても真剣で、投資の勉強にも本気で取り組んでいる様子でした。会場には“億トレ”(資産1億円以上の投資家)も何人かいて、彼らの実体験に触れられる貴重な場となっていました。無料でこうした情報にアクセスできるのは、まさにオープン勉強会の良さですね。


年利10%運用の現実を知る

この夢のような目標に対して、私は率直にこう答えました。

「年利10%で運用しても、5年後の資産は約483万円です」

いくら毎年10%で増やせたとしても、5年では300万円がせいぜい1.6倍にしかなりません。投資歴20年以上の私にとって、年利10%というのは「現実的だけど高めな目標」です。そして、これでも1億円には到底届かないのです。


年利100%は“夢”ではなく“宝くじ”

では、300万円を5年で1億円にするにはどうすればいいのか?
実際に計算してみたところ、必要な年利は約100%の複利になります。つまり毎年2倍の成績です。

これはもはや投資というより“ギャンブル”や“宝くじ”の世界。もちろん可能性はゼロではありませんが、再現性のある方法とは言えません。
資産形成は、夢ではなく「現実的な数字」と向き合うことがスタートです。


本当のカギは「利回り」より「入金力」

では、現実的に5年で1億円に到達するにはどうすればいいのか?

答えは明確です。「入金力」こそが最大の鍵です。
たとえば年利10%で目標を達成するには、毎年約1,560万円の入金が必要。年利20%でも、約1,240万円の入金が求められます。

つまり、月に100万円前後を投資にまわせる人──このレベルの“入金力”がないと、5年で1億円は現実になりません。


富裕層のFIREは“生まれ”が違う

このような高い入金力を持てる人たちは、限られた層です。
医師、経営者、地主、あるいは親の資産を引き継いだ人など、いわゆる「スタート地点が違う」人たち。

私がFIREしてから出会ったFIRE達成者の中にも、もともと富裕層の家庭に生まれ、そのまま資産を伸ばしてきた方が少なくありません。
表に出していないだけで、背景には“相続”や“地盤”があるケースが多いのです。


再現性のあるルートも、ちゃんとある

とはいえ、夢をあきらめる必要はまったくありません。
コツコツと現実的な手段を取れば、1億円も達成可能です。

たとえば、毎月10万円ずつの入金を続けながら、年利20%で運用したとします。
この場合、14年で資産は1億円を超えます。
もちろん簡単ではありませんが、無理すぎる話でもありません。
この「現実的だけど継続が必要なルート」こそが、一般の人でも実現できる資産形成の王道です。


私が選んだ「堅実で現実的な投資法」

私自身、本格的に個別株投資を始めたのは2003年。
当時の元本は約1,000万円。日経平均が1万円前後だった頃からコツコツと買い続けてきました。
特別な才能があったわけでも、裏技を知っていたわけでもありません。

現実的な目標を立て、ブレずに積み上げていく。
それだけを続けてきた結果、いまの資産とFIREの生活にたどり着いたのです。


成功者に共通する「積み重ねの哲学」

資産形成に近道はありません。
多くの成功者に共通するのは、「地道な継続」と「数字と向き合う力」です。
現実を直視し、見栄や理想論に流されず、ひとつひとつ実績を重ねていくこと。
これは、どんな投資スタイルでも変わらない普遍的な法則です。


お金持ちになるための、たった一つの公式

最後に、私がずっと大切にしている資産形成の基本公式を紹介します。

(収入 - 支出)+(資産 × 利回り)

このシンプルな数式こそが、長期的に見て最も再現性の高い「お金持ちになる道」です。

収入を増やす、支出を抑える、余ったお金をコツコツと投資にまわす。そして複利の力を味方にする。
たったこれだけの積み重ねが、資産1億円を築く一番確かな方法です。

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