退職して気づいた、出世より大切な自分のための生き方と資産形成

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退職しても、寂しさはなかった

私は2022年の秋、会社を退職しました。肩書きも、毎日顔を合わせていた同僚との関係も、すべてが一気にリセットされました。それなのに、意外と寂しさは感じませんでした。むしろ、静かに「自由が始まった」と実感していました。


出世を夢見た20代の葛藤

20代の頃の私は、「実力で出世してみせる」と意気込んでいました。しかし、現実は理想とはかけ離れていました。どれだけ成果を出しても、それが正当に評価されるとは限らない世界。次第に、理想と現実のギャップに苦しむようになっていきました。


求められたのは「実力」ではなかった

そこで気づいたのは、会社で求められていたのは「能力」ではなく、「上司への貢献」でした。飲み会への参加、喫煙所での会話、ゴルフの付き合い、送迎の運転。こうした“雑務的な社交力”こそが評価につながる。そんな風土の中で、私は次第に消耗していきました。


32歳で見えた「別の人生の選択肢」

そんな働き方に限界を感じた私は、32歳で大きな決断を下しました。出世を目指すのをやめて、「自分のために時間とお金を使う」ことにしたのです。そのとき選んだのが、兼業投資家としての道。窓際族の立場をうまく使い、時間を自分の成長のために使うことを決めました。


投資でつくる“自分の経済”

やったことはシンプルです。倹約と節約で貯めたお金を、株式に投資する。それだけ。暴落したときに買って、基本は「持ち続ける」。これを地道に繰り返していきました。特別な知識や才能があったわけではありません。ただ、自分を信じて続けただけです。


焦らず、待つことが最大の戦略

投資の世界では、焦った者が負けます。私は「チャンスは必ず定期的に訪れる」と信じて、待つことを覚えました。そして、実際にそのときが来たときに動く。売らずに持ち続ける。その“あきらめない姿勢”が、やがて大きなリターンに結びついたのです。


幸せは、シンプルな暮らしの中に

今の私の生活は、とても質素です。夕方に散歩をして、美しい夕陽を眺めるだけで「幸せだ」と感じられる。それが、私にとっての贅沢です。他人にどう思われるかではなく、自分が納得できるかどうか。幸せの基準が変わったのです。


これからは“伝える側”として生きていく

退職してできた時間は、地域活動やSNSでの交流によって自然に埋まりました。今は、自分の投資経験をさらに深め、次の世代へと伝えていくことが新たな目標です。「出世だけで疲弊する人生」から「自分の人生」へと切り替えられたこと。それが、私にとって最大の転機でした。

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