クビにならない程度でいい
会社員に向けて、これは声を大にして言いたい。
「会社員なんて、クビにならない程度でいいんです」
──そんな極端なことを、と言われるかもしれませんが、これは私が20年間“窓際族”として生きてきた末に得た、実感からくる言葉です。
誰かに認められるために働くのではなく、自分の人生を自分の手に戻すこと。そこからすべてが始まりました。
窓際だからこそ見えた“会社の本質”
私は長い間、会社員の本流とは無縁の、いわゆる「社内の片隅」で仕事をしてきました。
しかし、だからこそ見えた景色があったのです。
社長はただ職務をこなす存在であり、本当に信頼しているのは“役員”というブレーン。
上司が部下を守る、というのも幻想で、いざというときにはあっさり裏切る。
会社という組織は、「仲間」ではなく「契約」の集合体です。感情ではなく、仕組みで動く世界です。
依存せずに生きると決めた32歳の覚悟
そんな現実を目の当たりにし、私は決めました。
「会社には期待しない。自分の人生は、自分で切り開く」
32歳のとき、メンタルを崩したのをきっかけに、本格的に株式投資をスタート。
コツコツとサラリーマン投資を続け、46歳で「億り人」に。そして53歳で完全リタイア、いわゆるFIREを達成しました。
現在、会社員でないFIRE生活も3年目に入り、経済的にも時間的にも、ようやく「自由な暮らし」を味わえるようになっています。
私を支えてくれたのは“投資先の企業”だった
振り返ってみると、私の収入の柱は「給料」ではありませんでした。
本当に私の人生を支えてくれたのは、株式投資を通じて応援した企業たちだったのです。
配当金、株価の成長、優待…。静かに、しかし着実に私の資産を育て、生活を支えてくれました。
でも、当時の私はその事実に気づかず、「投資して当然、増えて当然」くらいに思っていたのです。
感謝の気持ちを伝えるどころか、株主総会にすら一度も出たことがありませんでした。
初めての株主総会へ──「ありがとう」を伝えに
今年6月、私は生まれて初めて株主総会に出席します。
それは、ただ議決権を行使するためではなく、感謝を伝えるためです。
「あなたの会社に投資できて、本当に良かった。ありがとう」と。
企業にとっての株主は、ただの出資者ではなく、“未来を信じてくれる応援者”だと思っています。
その応援が報われた今、ようやく私は会社員でなく一人の投資家として、その想いを伝えたいと思えるようになったのです。
感謝と自立が“お金に愛される人生”をつくる
私は今、はっきりと信じています。
感謝を忘れた会社は、いずれ衰退します。
そして、自分の人生を他人任せにした人も、自由は手に入りません。
だから私は、「お金に愛される人生」を歩みたい。
その第一歩は、「自分の人生を、会社に預けない」と決めること。
見せかけの安定ではなく、静かに育つ資産と、自分の選んだ道に誇りを持つ生き方。
それが、私の選んだ“自由への答え”です。







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