なぜ「イヤな上司」になるのか?──お金の不安が人を変える
「イヤな上司」の本当の原因は?
どこの会社にも、ちょっと苦手だと感じるイヤな上司がいるものです。
声を荒らげたり、必要以上に細かく詰めてきたり、部下のミスを公の場で叱責するなど、空気を悪くする存在は少なくありません。
しかし、その原因は「性格」や「能力」の問題だけではないと、私は感じています。
私自身の経験から見えてきたのは、多くのイヤな上司の裏側には、“お金の問題”が潜んでいるということです。
イヤな上司もまた不安を抱えている
実際、私が見てきたイヤな上司の多くは、金融資産がほとんどなく、住宅ローンや子どもの教育費、日々の生活費に常に追われていました。
加えて、SNSなどで目にする富裕層との比較が、上司たちの心をむしばみます。
「自分はこんなに働いているのに…」
「なぜ、あの人はあんなに余裕があるのか?」
こうした疑問がやがて卑屈な感情に変わり、部下や同僚への態度に反映されてしまう。結果、周囲の信頼を失い、人望も薄れていくのです。
出世だけでは救えない現実
だからこそ私は、「とにかく出世すれば何とかなる」という考え方に、強い違和感を覚えるようになりました。
なぜなら、現代の会社の寿命は、個人の人生より短くなっているからです。
たとえば、もしあなたが50歳でようやく課長や部長になった頃、その会社が斜陽産業となり、業績が急落していたら?
会社の価値が落ちている状態で出世しても、それは残念ながら“本末転倒”です。
精神的な自由が、魅力的な上司をつくる
だからこそ、若いうちから「経済的な土台」を自分でつくっておくことが必要なのです。
お金に余裕ができれば、自然と心にも余裕が生まれます。
「この会社、もしダメになっても、自分はやっていける」
そう思えるようになると、上司としての在り方も変わります。無理に怒らなくなる。イライラしない。
結果的に、部下から見ても魅力的な上司に映るようになります。
投資は小さく始めて、大きく育てる
幸い、会社員には安定した収入があります。たとえば、新NISAを活用して月3万円の積立を始めるだけでも、40年後には2000万円以上の資産になる可能性があります。
これは単なる理想論ではなく、「時間を味方につける投資」の王道です。
「コツコツ投資」が上司の未来を救う
もちろん、投資には勉強も必要ですし、時には失敗もあるでしょう。しかし、大切なのは「途中でやめないこと」。
私自身、FIREを達成するまでに、何度も失敗と不安を経験しました。
それでも、「信じて続ける」ことが、最終的には最強のスキルになるのです。
自分の未来に責任を持つ上司へ
今の時代、会社のためだけに人生を捧げるのはリスクが高すぎます。
上司としての本当の信頼や影響力は、「自立した経済基盤」からにじみ出るものです。
だからこそ、今こそ一歩を踏み出しましょう。
「お金の余裕が、心の余裕をつくる」。そして、それが“理想的な上司像”をつくる。
そんな生き方こそ、これからの時代に求められていると私は思います。




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