レーザーテック・ディスコ、目標株価に届いたか——8月決算後の正直な報告
こんにちは、前田嘉一です。
8月1日のブログで、2つの銘柄の目標株価を公言しました。
レーザーテックは30,000円、ディスコは50,000円になったら買うと。
あれから約1週間が経ちました。正直にお伝えします。
両方とも、まだ届いていません。おそらくこのまま見送りになりそうです。
でも、それで良かったのだと思っています。
2銘柄の現状——正直な数字を出す
レーザーテック:決算翌日に14%下落も届かず
レーザーテックは8月6日に決算発表しました。減収減益です。
6ヶ月チャートでは、半導体関連株と同じように上がり、6月に58,000円の天井をつけて下降トレンドでした。
8月6日の決算で実態が明らかになることを期待して、2月ごろの価格30,000円を目標にしました。
天井から約半値の水準です。
しかし決算の翌日、約14%下落して37,000円台まで下がった程度でした。
目標株価には届きませんでした。
ディスコ:一瞬50,000円を割ったが盛り返す
ディスコも同様です。7月23日に大幅な増収増益を発表したにもかかわらず、株価は上がりませんでした。
6月に90,000円の天井をつけて下降トレンド。
他社の半導体株の決算に連れて売られる展開を予想して、目標株価を50,000円にしました。
7月30日に一瞬50,000円を割りましたので期待も大きかったのですが、その後60,000円に盛り返しました。
結局、一瞬の下落に入れませんでした。
予想外だったこと
相場の流れとトレンドは予想通りでした。
しかし、私がもう少し下げると欲張って目標株価を設定したという感じです。
まわりのほうが「ここまで下がったので買っておこう」という判断が早かった。
「半値になったので投げ売り」というSNS投稿もあまり見かけませんでした。
まだまだ半導体株は人気が続いており、成長期待が高い分野だということです。

「株が欲しい病」にならなかった——ルールを守れた理由
レーザーテック・ディスコ、目標価格に近づいたとき、心が少し踊った
目標価格に届く前、レーザーテックが37,000円、ディスコが60,000円を切っていて、目標株価にあと少しという時がありました。
「そろそろだ」と心が少し踊る気分と、「ここで気を引き締めなければ」という気分が交錯するような感覚です。
自分で調べて目をつけた銘柄、値動きの流れも予想通り、ただ値段だけが高くて目標価格に届かない。
株を持ちたいという誘惑が湧いてきます。
「株は欲しいけど高い」が頭の中でグルグルと回り始めました。
過去の失敗が「歯止め」になった
でもこの「株が欲しい病」で焦って買うと、大体は失敗してきました。
個別株を始めた20年前は「今買わなければもう買えない」と踊らされて、何も調べずに中国関連株や携帯電話アプリ株を買って損をしました。
この経験から、「株が欲しい」という焦りが出たときは一旦冷静になるまで、この株とは距離を置いて感情を入れないようにすると決めています。
失敗から学んだルールです。
だから今回も同じように休むことにしました。
- 目標価格になるまで待つ
- 最初のルールを守る
——その軸を守りました。
孤独の中での数百万円の判断
レーザーテック一単元で約370万円、ディスコなら約500万円です。
数百万円という巨額を、他者の意見や市場のノイズに流されず、自分一人の判断で決断し続ける孤独感があります。
だからこそ、最初に作ったマイルール通りに慎重に動かなければなりません。
まだまだ「欲しい病」は出てきます。
でも、ルールがそれを上回りました。
「買えなかった」ではなく「守れた」——自分のものさしという哲学
レーザーテック・ディスコ、分析の反省点
今回は2社とも、流れとトレンドは合っていましたが、買値をシビアに設定しすぎていました。
半導体株はまだ欲しい人が多く、あまり下がりませんでした。
自分の分析が間違っていたという反省点はあります。
結果よりも「ルールを守れたかどうか」を優先する
でも、私は投資に関して「ルールを守れたかどうか」を結果よりも優先するという哲学を持っています。
ルールやプランを持って、その通りに動く
——それが確信を持って生きているということ。
ルール通りに動けないとき、プランを持っていないとき、そのときに不安を覚えます。
「自分のものさし」を持ち、それを洗練させていくこと。これが私の生き方の軸です。
他人の推奨でも、市場の雰囲気でも、SNSの情報でもなく、自分が決めた基準で判断する。
これは投資だけでなく、出世レースを降りた判断・FIREの決断・勉強会の運営方針
——すべてに一貫しています。
悔しさより充実感が上回っている
正直に言って、今回は悔しくて残念です。
流れは自分通りでした。
でも目標価格が高かっただけ。
それでも「ルールを守れた充実感」が「買えなかった悔しさ」を上回っています。
目標価格というルールを守り、株に惚れ込まずシビアにいられた自分への充実感です。
この後、もしこの2銘柄が急騰したとしても、ルールを守れたことを誇りに思っていく
——その充実感になっていくと思います。
では次はどうするか——待ち続けることの相場観
11月〜12月の決算発表が次のチャンス
決算というイベントを通過して、現実の数字が出そろいました。
まだまだ半導体製造装置への需要があるという評価です。
お盆を過ぎてから、株は再び好決算への期待で上がっていくと予想しています。
10月ごろに天井をつけて下がっていく。
そして11月下旬から12月上旬の決算発表で、期待から実際の数値が明らかになるとき
——そのタイミングに買いを入れるプランを練っています。
それまで現金2,000万円を握っておきます。
中国にマネされにくい技術を持つ レーザーテック・ディスコは、引き続き候補の筆頭です。
最先端すぎて中国にマネできない
——だからこそ長期で価値があると考えています。
定置網漁業と同じ「待つ」という作業
この待つという作業は、私が毎日動画で見ている福井県若狭湾の定置網漁業と同じです。
「今日も網を引き上げたが、目当ての魚は入らなかった。それでも明日もまた網を張る」
——毎日同じ作業を続けながら、時期や潮目、風を読んで先回りしたところに網を立て、季節ごとの魚をコツコツと積み上げていく。
待つことは単なる放置ではなく、次の一歩を踏み出すための準備です。
毎日同じ時間に決まったことをやって、自分のものさしでプランを考えながら、ルールを守って効率的に積み上げていく
——どうやら私はそれが好きで得意みたいです。
締め:ルールを守れた自分は素晴らしい
買えなかったことは失敗ではありません。ルールを守れたことが成功です。
株が欲しい病にならず、自分のものさしで待ち続けた。
それだけで、この約1週間は十分意味がありました。
切り替えて、次の網を張り続けます。
結局、株価はコントロールできないものです。
コントロールできないものの結果に価値を置くよりも、マイルールや目標価格というコントロールできるプロセスに価値を置く。
- それで失敗も成功も自分の成長につなげていく
- 市場の変化に応じてルールを修正する
——そうして「自分のものさし」を磨いていくことが、私の投資哲学です。
あなたに質問します。
今、ルールで待っていますか。それとも焦りで動こうとしていますか。
レーザーテック・ディスコの株や銘柄について、そしてブログのご感想などがあればお待ちしています。
みんかぶマガジンにも記事を書いています。 →こちら




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