ポートフォリオを公開します。2026年8月現在
東京エレクトロン50倍・TDK19倍から、3.3億円になった今
こんにちは、前田嘉一です。
2026年8月1日現在、正直に言います。
資産は4億円を下回っています。
6月に一時4億円を超えましたが、東京エレクトロンとTDKの株価が下がり、今は3.3億円になっています。
でも、何も変わっていません。
そして散歩も、先物の確認も、ヒートマップを見る習慣も。
数字が変わっても、私の一日は変わらない。
なぜか——それが今回の話です。
2026年8月のポートフォリオ公開——正直な数字を出す
現在の構成

- 東京エレクトロン:44%
- TDK:23%
- 外債ETF・カバードコールETF:7%
- 味の素:4%
- 任天堂:3%
- 村田製作所:2%
- その他29銘柄:17%
持ち株だけの時価総額は2.7億円です。
6月時点では3.4億円でした。
この2ヶ月で何が起きたか
上位銘柄を中心に大きなマイナスがありました。
- 東京エレクトロン:▲4,400万円
- TDK:▲1,800万円
- 村田製作所:▲400万円
- 合計:▲6,600万円
一方、その前の2ヶ月(4〜6月)に東京エレクトロンやTDKなどの半導体・電子部品銘柄を中心に約8,000万円のプラスがありました。
今回の下落は、その上昇分が元に戻った形です。
なぜ下がったのか——私の相場観
期待値で大きく上がったものが、中間決算発表で実体値が明らかになるにつれて下がっていく。
よくある動きです。
7月末から8月初旬にかけての3ヶ月決算発表に連れて、一旦下げに転じると予想していました。
これが実際に起きました。
「下がっているとき」の正直な感情
4億円を超えても嬉しくなく、下回っても悔しくない
実は6月に資産が4億円を超えたとき、特に嬉しくありませんでした。
そして調子に乗りませんでした。
今回下回っても、特に悔しくありません。
もう私の人生は、この数字とは無関係に、すでに満たされています。
- 数字に振り回されない
- 自由な人間になった
——だから、こうして株価の推移を正直にブログに書けるのです。
短期の値動きに一喜一憂しない。
これが長期保有の本質です。
恐怖センサーは反応したが、想定内だった
日経平均先物と前日終値の差が1,000円を超える日が続き、私の恐怖センサーが反応した日はありました。
ドキドキする日もありました。
でも、そのたびに「半導体関連株の調整が原因」という分析ができたので、自分なりのプランを持って、長期投資の様子見と判断して、浮足立つことなく過ごせました。
2008年秋のリーマンショックの2番底に比べれば、今回は通常の変動範囲内です。
そして、あの時はノープランで何もできず、売りのボタンが押せず指が震えていました。
さらに、あれから経験を重ねて、パニックにならないための「自分のものさし」と「恐怖レーダー」を持てるようになりました。
私にとっての「成功」とは
- 6月に資産4億円になった。
- 市場は過熱している。
- 何もしないと決めた。
- 恐怖レーダーが反応する日もあるが、想定内。
- 次の下落に備えよう。
- 日常は変わらない
——この「事実」を受け入れ、感情を排除して過ごしていました。
私にとって成功とは、お金という手段に振り回されず、自分のルールと日常を貫くことかもしれません。


それでも売らない理由——「握力」の正体
東京エレクトロンは「人生の救済者」
東京エレクトロンは長期投資と決めています。
1997年に担当営業として府中市の事務所を訪れて以来、会社での挫折すべてを「株での勝利」で覆すための銘柄でした。
そしてこの会社の株の値上がりが、自身の存在価値を証明してくれました。
さらに窓際族時代の屈辱と絶望を乗り越え、自己肯定感を回復させた人生の救済者であり、過去の自分との約束を完遂させた勝利の象徴なのです。
TDKは「冷徹な味方」
TDKも長期投資と決めています。
衰退する勤務先と「真逆」の強さを持つ企業。
そして孤独な窓際族時代、四季報データをエクセルで並べ替えながら、ビジネス構造・財務状況・将来性を数字の世界だけで導き出した唯一の真実。
さらにこの会社の株の値上がりが、自分の存在を肯定してくれた「冷徹な味方」です。
根拠のある「売らない」と根拠のない「売れない」
この2社のビジネス構造・財務状況・将来性は、今も自信があります。
- 売ることは自分の投資判断の負けを認めること
- 窓際族の21年間が無駄だったと認めること
——だから売らない。
これは「損切りできないから売らない」という技術論ではなく、人間的な理由です。
根拠のある「売らない」です。
根拠のない「売れない」とは全く違います。
ただ、正直に言えば、だんだんと保有し続けるという意地も薄れつつあります。
なぜなら私の人生は、株価とは無関係に、すでに満たされてきているからかもしれません。



次の暴落に向けて——現金と「待ち」の戦略
今の現金ポジション
株用の現金は現在2,000万円。
さらに1,000万円は絞り出せます。
合計最大3,000万円を、次の買い場に備えて準備しています。
そしてこの月末から月初にかけての決算発表で大きく下げた半導体製造装置の株を、目標株価まで待っています。
狙っている2銘柄
1つ目:レザーテック(コード6920)
中国が真似できない極端紫外線(EUV)の技術で半導体を検査する企業。
シェア100%、超ニッチですが技術はナンバーワン。
そして8月6日の決算発表に絡めて、30,000円になるまで待っています。
2つ目:ディスコ(コード6146)
シリコン盤で作られた半導体を切り分ける技術で世界シェア7割。
そしてこの技術も中国企業がマネしにくい。
7月23日の決算は良かったにもかかわらず株価はダウン。
他の半導体関連で業界全体が売られるときに一緒に売られるのを待っています。
目標株価は50,000円。
2社とも目標株価の可能性はあると思っています。
リーマンショックの2番底ではストップ安手前の指値でも約定していました。
まさに「買えてしまったほうが恐怖を覚える価格」でした。
今回はそこまでは行きません。
現金保有は「弱腰」ではなく「準備」
私にとって、現金保有は「弱腰」ではなく「準備」のための資金。
そして自分の相場観というプランに沿って、マイルールを守ることで攻めていきます。
さらに私にとって「不安」とは「ルールに従っていないサイン」であり、「確信」は「ルールに従って行動した結果」です。
だから2社とも目標価格に届かずに購入できなかった場合も、それで構わない。
ルールを守れたからです。


締め:変わらない一日が、変わらない資産を守る
数字は変わります。
でも一日は変わりません。
- 朝の先物確認
- 1万歩の散歩
- ヒートマップ
- 夜の先物確認
——この習慣が変わらないことが、長期投資を可能にしています。
そして6月に大きくプラスになっても変わらなかった。
さらに今回大きく下がっても変わらない。
この変わらない一日が、変わらない資産を守っていく。
上昇と下落、両方の局面での正直な記録として、これからも続けていきます。
ポートフォリオ公開について、そしてブログのご感想などがあればお待ちしています。
みんかぶマガジンにも記事を書いています。 →こちら



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